散文家ふぶきです。
お越しいただきありがとうございます。
東京の母からラインが届きました。
2019年6月7日(金)
サボテンの花が咲いた!
10年目にしてやっと。
きょう雨が強いので部屋に入れて
いました。
今帰って来てビックリ!!
(この写真が一緒に送られてきました。)
そのサボテンは10年以上前から実家で育てられてきました。
私がまだ20代に入ったばかりの頃ですね。
私が実家の近所を散歩していた時、とても大きなサボテンが庭からにょきにょき生えている戸建ての家があったのですが、
私が興味深げに見ていると、その家のおばあさんが
その大きなサボテンからプチっと親指サイズのサボテンをもぎ取り、
「これを植木鉢の土に置いとくだけで勝手に大きくなるから」
と教えてくれ、2、3株の小さなサボデンをくださったのです。
家に帰って母に相談すると、ベランダのプランターの端っこで育ててみようということになり、それから約10年が経ったその日初めてそのサボテンの一つがお花を咲かせたのですね〜。
サボテンが我が家に来てからずっとサボテンの世話をしていてくれた母、ありがとう。
サボテンの花はめったに咲かないというし、とにかくそのお花の様子が今までどの種類の花とも違う不思議な雰囲気で素敵。
眠っていたエネルギーを一気に放ったような力強い美しさというか。。
その後母からまたラインが来て、花を咲かせたサボテンが死んでしまったことを知った。
お花を咲かせてしばらくして根から倒れてしまったそうです。
いつもお世話してくれた母に「ありがとう」とサボテンが最後のあいさつをしたのかなと思いました。
ではまた。
ふぶき
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