【舞台化希望!映画としては・・・汗】映画『君に読む物語』観ました。

映画

散文家 雪です❄️

お越し頂きありがとうございます。

2005年 2時間4分

『君に読む物語』をAmazon primeで観ました。

う〜ん。なんだろう。

本編が進むごとに違和感が少しずつ蓄積していく感じ。

 

「物語」そのものはとても良いです。

「身分の異なるカップルが様々な困難を乗り越え愛を実らせる」という美しい物語。

単純なストーリーで「結果が絶対わかる」感じ。嫌いじゃないです。

 

ちなみに、色々な人がレビューでいうような「ヒロインの奔放さ、婚約者への裏切りが嫌だった。」という件に関しては私は特に気になりませんでした。

 

だけどね、

なんかちょっと不自然なんです。この映画。

いくつか気づいたことを挙げると、

 

①認知症の老婆がいつも綺麗にメイクを施し、美しい衣装を纏っていること。

これは施設のスタッフが彼女をいつも綺麗に整えているという設定なのかもしれませんが、「気品」や「元令嬢」を映画の製作側がアピールしすぎているように感じました。一度見て頂ければわかりますが、綺麗に整いすぎて不自然なのです。

 

②イヤリング事件

17歳の2人。初めてのセックス(未遂)をする時ヒロインは耳から花柄のイヤリングを耳から外します。

しかし、最後までする手前でお友達が部屋に飛び込んできて親に捜索願を出されていると知る。

大慌てて帰宅するのですが、彼女の両耳にはしっかりとイヤリングが装着されていたのでした。

いやいやいや。(ツッコミ)

慌てて帰る時イヤリング付けて帰るかな〜。

しかもそのイヤリングが白く大きめのデザインで目立つので余計気になった。

 

③1年間手紙が送られてきていたことに気がつかなかったヒロイン

 

2人が離れ離れになり、男は彼女にずっと手紙を送り続けます。

同居するヒロインの母親が手紙を隠し続けたということですが、1年間手紙が届いていた事にヒロインは一度も気づかなかったというのです。

「子供じゃないんだから一度くらい郵便受け覗くだろ。」とまたもやツッコミたくなる状況なのですよね。

 

④看護師の謎な行動

これは特に違和感が強かったシーンです。

認知症で夫のことも見知らぬ他人だと思い込む老婆。

夫からハグされたことでパニックを起こしたこともありました。

そんな事件があったことに加え夫が心臓発作で入院したため2人は距離を置く様になります。

ある夜の事、夫は禁止されているにも関わらず妻の病室に忍び込もうとするのですが、

それを見かけたスタッフは気を利かせて夫の入室を見て見ぬふりをしちゃう。

えーーーー。

入れさせんだろ。

妻がまたパニクったら大変だし、騒いだら就寝中の他の患者の迷惑になるだろうから、その看護師の行動は現実的にはありえない事。

ありえなすぎて非常に萎えるシーンであります。

 

などなど。。

他にも気になることがあるのですが、特に気になったものをピックアップしてみました。

 

舞台だったらこの不自然さも目立たずいい感じに観れるかな〜とか思ったり。。

 

なんか悪口みたいになってすいません。

本当にいい場面もたくさんあるので、なんか所々に不自然なところが目について「もったいない」なと思ってしまった。

随所の不自然さがこんなにたくさんあることで素直に感動できなかったことが残念です。

主演の女優さんの演技も盛り過ぎ感を強く感じ(オーバーアクション)、映画の不自然さをさらに助長していたような。。

(女優のファンの方ごめんなさい。)

 

あ〜もやもやする映画だった。

 

ではまた。

 

雪❄️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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