散文家 雪です❄️
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『アリス』1988年 1時間26分 監督 ヤン・シュヴァンクマイエル
これはこれは、なかなかの問題作と出会ってしまいましたよ、こりゃ。
生理前のホルモンバランス悪めな夜の10時。
寝る前になにかAmazon primeで映画でも観ようかと探していたところ、
妙に引っかかるアイキャッチ写真に目を引かれ視聴開始しました。
『ふしぎの国のアリス』のストーリーはベースにあるものの、視聴して受ける印象はロリ好きの変態さんの世界観ですね。(!)
直接的なエロチックな表現こそ無いものの、もう明らかにフェチズムの塊の映画です。
やたら少女の口元のアップ多いし、棒みたいの握らせるわ、パンツ見えそうだし。。。はぁ。。。もうてんこ盛り!!
もちろんシュヴァンクマイエル監督作品なので、独特な猥褻感、気味の悪さは含んでいるだろうなとわかってはいるものの、アリス演じる少女に対するここまでやらせるんだ〜と思った。
アリス演じる女の子の親はよくこの映画に娘が出演することを許可したなって他人事ながら考えてしまったよ。
美少女の顔に浮かぶアンニョイな表情はまさに夢のよう。(うさぎはずーっとキモかった。笑)
だけどだけどね、やっぱ天才の作品だけあって、面白いんだよね。
特に現在の私はホルモンバランスの乱れでモヤモヤしてる時だから、この作品から溢れる強烈なモヤモヤに自分の不安定感が呑み込まれて、
逆に調子良くなちゃった。
荒治療ってやつでしょうか。
普段はあまり関わりたく無い作品だけど、ちょっと落ち込んでる時とか調子悪い時とか、色々面倒なものを絡め取ってくれる世界観ではないでしょうか。
他には無い唯一無二の個性的な作品ですので、是非怖いもの見たさでシュヴァンクマイエルの世界に足を踏み入れてはいかがでしょうか。
世界観についての好みは大きく分かれると思いますが、シュヴァンクマイエルの作品は、実写と人形やオブジェのコマ撮を合わせた手法で作られて細部までこだわっています。美術や技術は文句なしのクオリティです。
私のおすすめの映画として紹介させていただきました。
雪❄️
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