散文家 雪です❄️
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『ももたろう』 作 ガタロー☆マン
とんでもない絵本を買ってしまったーーーー。
ジャンプ誌の連載漫画家で有名な漫☆画太郎さんが絵本を出したとな。(!!)
いつも子供の為に買う絵本を、自分のために大人買いしてしまいました。
(ここでいう「大人買い」は家族の為でない自分本位な買い物の事です)
隠れ漫☆画太郎のファンである私は、見つけた瞬間即購入するしかなかったのであります。
読んだ感想ですが、
(ファンなので)ひいき目もありますが、
めっちゃいい絵本でした。
まず、本の手触りが良いのです。サイズ感も。
ついでに言うならページをめくりやすい。
上記ポイントは見過ごしがちですが、「快・不快」を感じる重要な点です。
オールクリアのこの絵本は、丁寧に作られているのだなという印象を受けました。
絵についてですが、
色彩が鮮やかで美しく、昔ながらの絵本を思い出される様な手作り感につい涙が出そうになってしまった。
山や川、海などの自然物の吸い込まれるような瑞々しさは素晴らしいので、是非実物を手に取ってご覧頂きたいと思う。
特に良かったのは文章です。
「音」がいい。
ボリュームがいい。
子供に読み聞かせする立場のニーズよーーーく理解されているのだなと感じました。
読んでいて疲れないのです。不思議なことに。
おそらく、文学的に日本語をよく理解していらっしゃるのだなと思う。
(言語感覚の優れた方はこのような文章を書くので、やっぱ漫☆画太郎すげーなと思った。)
自分で自分の為に読んでも面白かったし、
子供に読んであげたら結構にウケていたので、私は非常に満足でした。
(従来の漫画の作風のように、ぶっ飛びすぎてないので、思ったよりずっと安心して読み聞かせできましたよ。)
ただ、鼻水とヨダレの描写は終始あるので、一部苦手な方はいるだろうな〜とは思います。
まぁ、これが漫☆画太郎の特徴であるので、好きずきは個人の自由ということで!
ではまた。
雪❄️
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