散文家ふぶきです
お越し頂きありがとうございます。
私は2人の子をどちらも無痛分娩で出産しました。それぞれの出産を振り返りながら経験した事、得た知識などをお伝えできたらなと思います。
伝えたいことが多い為、シリーズにしてお伝えしようと思います。
これから無痛分娩を考えてる方やそのご家族の方など、御参考いただけましたら幸いです。
目次
- 無痛分娩で出産することを決めたきっかけ
- 家族の反応
- 痛みは本当にないの?
- 陣痛の痛みがなくなる仕組み
- 費用について
1 無痛分娩で出産することを決めたきっかけ
私は妊娠6ヵ月の身で東京から北海道に越してきました。北海道には身内などはいないので、現地で知り合った方に評判の良い産婦人科の病院を紹介されて通院することにしたのですが、そこの病院では20%の方が無痛分娩で出産していると助産師さんから聞き、それだけ実績があるのなと無痛分娩で出産することを決めました。
費用はその分かさむと聞きましたが、痛みが無く産むことで、痛みによるストレスや恐怖が取り除けるのなら有意義だと心から思ったのです。
2 家族の反応
私がはじめに無痛分娩で産みたいとの意志を伝えたのは夫です。
夫は無痛分娩で出産することに賛成してくれました。20年以上前から無痛分娩という出産方法があると知っていたそうなので、「医学の技術は落ち着いているだろう」と不安はなかったそうです。また、その産婦人科病院の先生が無痛分娩を長く行ってきた実績も 不安を取り除く要因だったとのこと。
ただ、私の実母は無痛分娩に反対していました。当時東京のニュースで無痛分娩で出産した女性が死亡し、生まれてきた赤ちゃんも重篤な後遺症が残ってしまったという娩事故が取り上げられていて、無痛分娩は娩事故が起こるものだと不安な様子でした。また、お産の痛みを乗り越えることで母として成長するのだとも言われました。
3 痛みは本当にないの?
はい。無くなります。
私の場合、ある程度陣痛がきて、痛みに耐えられなくなってから麻酔を入れてもらったので、ウソみたいに痛みが消えていくのを実感しビックリしたのを覚えています。
(人によっては陣痛がきてすぐに麻酔をいれてもらう方もいらっしゃるのだと助産師さんが言ってました。私の病院では麻酔を入れるタイミングは妊婦さんが決めることができました。)
ただ、子宮のハリだったり、産道が広がる時(?)に骨がじわじわ内側から押されるような感覚はあって、それが異様でややつらいなと思うこともあったのですが、「強い陣痛のつらさに比べたら100倍くらいましだ」と渦中の私はメモに残していたので、ほぼ痛みがなくなるのは間違いないでしょう。
4 陣痛の痛みがなくなる仕組み
背中の下の方(お尻の骨のあたりから上に約15センチくらいのところ)に細いチューブを入れて局所麻酔を注入し、痛みの神経をブロックします。
チューブを入れる際は、直前に、注射器で麻酔をするので痛みは感じません。(ただ、痛みは無いけれど、鍼灸師にハリを刺してもらってる時のような独特の感覚はあった)
局所麻酔は数時間で効果が切れるので、その度に麻酔を足して調節してもらいました。
下の図は私が実際にしてもらったものに近いものだと思います。ただ、自分では背中の様子は見れないのではっきりとそのままだと断定することはできないのですが。。
(画像 引用:日本産科麻酔学会 https://www.jsoap.com/general/c_section/q5 )
5 費用について
私は2人の子供を無痛分娩で出産しているのですが、どちらの時も無痛分娩の費用は同額でした。
無痛分娩費用 ¥70,000+5,600(消費税)
普通分娩にかかる費用に加えて上記の金額が加算されるということです。
今回は無痛分娩について簡単にまとめてみました。
もう少し掘り下げて書いてみたいこと、伝えたいことなどがありますので、近いうちにまた続きを書きたいと思います。
ではまた
ふぶき
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